「婚活が辛い、もう止めたい‥」婚活に疲れた時の具体的な対処法は?

「婚活が辛い、もう止めたい‥」婚活に疲れた時の具体的な対処法は?

結婚相談所 IBJ結婚相談所

「婚活が辛い‥もう止めたいけど、一生独身なのもイヤ‥」
「これ以上婚活を続ける気力も無いけど、どうしても結婚を諦めきれない」

婚活をしていると、メンタル的に疲れ切ってしまうこともありますね。

それでも「婚活が辛い」「もう止めたい」と感じているのは、あなただけではありません。婚活がスムーズに進んでサクッと結婚できる人は、むしろ少数派。ほとんどの人は、婚活に疲れを感じたり、挫折感を味わいながら成婚への道を探っているのです。

それでは「婚活が辛い!」と思った時は、どのように対処していけば良いのでしょうか。婚活が辛いと思う主な理由と、婚活疲れを乗り越えるヒントなどについて、具体的にご紹介いたします。

婚活は辛いもの、疲れるもの

婚活 辛い

婚活をしていて「もう婚活なんて止めてしまいたい」と思うシーンは、数え切れないほどあります。

思い切って結婚相談所に入会してみたもの、好きになれそうな人に全然出会えない。自分の時間も体力もすべて婚活につぎ込んでいるのに、結果が出なくて落ち込む‥などなど。

「生涯のベストパートナーなんて、そう簡単に見つかるものではない」と頭では分かっていても、あまりに報われない日々が続くと、辛い気持ちになってしまいますね。

<婚活が辛くなる理由>

・なかなか素敵だと思える人に出会えない
・「この人いいかも」と思った人からは返事が来ない
・相手から「お断り」される度に、自分に自信が持てなくなる
・結婚への焦りで、情緒不安定になる
・婚活で忙しく、自分の自由時間がなくなる
・婚活にお金がかかりすぎる
・婚活相手に対して愛想よくしていることに疲れた

婚活には時間もかかるし、まとまったお金がかかるのも事実。経済的にも体力的にも負担を感じつつ、自分を奮いたたせて婚活しているのに、良い相手に会えなかったり、傷つくことが多かったり。

「服装やメイクを研究して、外見磨きをして、とにかくニコニコと愛想よくしていよう!」思いつく限りの工夫をしていても、婚活相手から突然の「お断り」をされることだってあります。

理由も分からず相手に拒否されてしまうと、自分の全部を否定されているような気がして、立ち直れなくなる程のダメージを受けてしまいますね‥。

ゴールの見えない辛さも

婚活を始める前は、「今から本気で婚活すれば、結婚くらいできそうな気がする」「いろんな相手に出会えそうで楽しみ」と思っていたかもしれません。

それでも婚活を続けるうちに、だんだん新鮮味が薄れ、いろんな相手と「はじめまして」から関係を築いていくのが辛くなっていく‥そんなケースが非常に多いです。

そして婚活は、いつ、どのタイミングで相手に会えるかどうか、全く分かりません。1週間先かもしれないし、1ヶ月先かもしれない。もしかして数年後かもしれない‥。婚活の辛さのひとつは「出口の見えない辛さ」だとも言えます。

愛想良くしてるのも辛い!

また婚活中は相手に好印象をもたれるために、愛想よくニコニコしていることが基本です。相手の話しをよく聞き、あいずちをうち、会話中は楽しくなくても笑わなくてはいけない‥。まるで接客の仕事をしているように疲れてしまいますね。

また、好きになりたくても好きになれそうにない相手と、デートなどで一緒の時間に過ごすのも、精神的に苦痛かもしれません。「自分を良く見せよう」とずっと気を張っているのも、疲れることです。

婚活を一生懸命にがんばっている人、ベストを尽くして取り組んでいる人ほど、ぐったりと婚活疲れしてしまう傾向があります。あなたの婚活疲れ、溜まっていませんか?

婚活が辛い‥もしかして「婚活疲労症候群」?

婚活 辛い
あなたは「婚活疲労症候群」という言葉を聞いたことがありますか?

婚活で相手から「お断り」されることが続くと、自分の人間性のすべてが否定されたような気になり、メンタル的にダメージや疲労をためてしまう‥このような状態を「婚活疲労症候群」と呼びます。

書籍「婚活疲労症候群 なんでこんなにツライのか?」は、婚活ですっかり疲れ果ててしまった経験のある著者が、メンタルクリニックの医師の協力のもとに書き上げた一冊です。

婚活を続けて年齢を重ねていくうちに、結婚相手の条件を下げていかなくてはいけないという葛藤。自分からお断りした相手に「やっぱりあの人が良かった」と思ってしまう未練。理由も分からず相手に「お断り」される辛さ‥そんな要因が、婚活疲労を招いていると本書は説きます。

本書では、婚活で必要以上に疲れてしまわないための注意点や、婚活が辛いときの対処法なども紹介されています。それでは著作より、その内容を抜粋してご紹介しましょう。

婚活で「否定」されることが続くと‥

「誰からも申し込みしてもらえない、自分から相手に申し込んでも却下される、なかなか交際まで発展しない‥」

婚活中、理由も分からず「否定」されてばかりいると、自分の人格まで否定された気になってしまうこともありますね。「婚活疲労症候群」は、そのような精神的ストレスが要因となって発症します。

本来、誰もが社会のなかで「仕事をする私」「趣味を楽しむ私」「家族の中の私」「友人たちの中の私」など、さまざまな側面を持ちます。そのなかで「婚活している私」へ否定的な評価が集中すると、他の「私」にも悪い影響を与え、自分に対する評価もすべてネガティブな評価だけになってしまいます。

そんななか「自分なんてダメな人間!」とネガティブ沼にハマらないためには、さまざまな側面の「私」に価値を見出していくことが大切になるのです。

そこで、婚活を始める時から、複数の評価系に身を置いておくことが重要なのです。「婚活する私」だけが自分ではない。趣味をやっている時のイキイキとした私、友人から信頼されている私、仕事で上司に認められている私など、意識的に自分に対して複数の価値を見出しておくことです。

婚活がうまくいかずに落ち込むようなことがあっても、そうした良い評価をされる自分をこころにとめておくことで、婚活疲れの重症化は避けられます。

引用:「婚活疲労症候群 なんでこんなにツライのか?」著:高村恵 出版:マガジンハウス

「婚活中の私」がどんなに否定されても、それは婚活相手が自分に一方的に下した評価でしかありません。それで「仕事をする自分」や「趣味を楽しむ私」などまで否定されているわけではありません。

婚活疲れから抜け出せ!

一口に「自分に複数の価値を作る」と言われても、一体何から始めたらいいか分かりませんね。それでは、すぐに始められそうな具体的なアクションにはどのようなものがあるのか、著作から抜粋してご紹介します。

さまざまな自分の「価値をつくる

職場で
・仕事に役立つ資格習得にチャレンジしてみる
・常に目的意識を持って仕事をする
・忘年会幹事でも、備品管理でも、何でもいいので「コレは私に任せて」と言える強みを見つける
→「なかなか仕事のデキル人」という価値をつくる

身の回りで
・料理を覚える
・部屋の模様替えをする
・ファッションを変えてみる
・化粧品などを変えてみる
・ヘアスタイルを変えてみる
→「今までと違う自分」の価値をつくる

仲間と
・同じ趣味の仲間とサークル(スポーツ、音楽など)をつくる
・読書会などに参加してみる
・異業種交流会に参加してみる
・スポーツサークルに参加してみる
・ボランティア活動に参加してみる
→「面白い人、楽しい人、優しい人、何かに詳しい人」といった仲間からの価値をつくる

街で
・ある作家やジャンルの本を集中して読んでみる
・映画感や美術展、博物館などに積極的に出かけてみる
・映画や美術展などの鑑賞レポートをブログなどで紹介する
・好きなジャンルの飲食店(B級でもグルメでも)を積極的に開拓する
・開拓したお店をブログなどで紹介する
→「意外な一面を持っている人」という価値をつくる

引用:「婚活疲労症候群 なんでこんなにツライのか?」著:高村恵 出版:マガジンハウス

全力で婚活に意識を集中しているなかで、「婚活する私」が否定的な評価ばかりされていると、「私なんてダメな人間‥」と、自己否定が始まってしまいます。

そこで、他のシーンにいる「私」を充実させて、さまざまな自分の価値を作っていく工夫をしてみる。この小さなアクションの積み重ねで、婚活疲れの重症化をある程度防ぐことができるのです。

仕事をがんばる、メイクやヘアスタイルを変えてみる、スポーツサークルに参加してみる‥新しいことを始め、私生活を充実させれば、婚活にとらわれて「肩に入っていた状態」から「リラックスモード」にシフトすることだって可能です。

婚活が辛い時には、婚活以外のシーンで「自分にはこんな価値がある!」と実感することが大切なのです。

婚活が辛いなら、ラクになる道を探そう

婚活 辛い

著書「婚活疲労症候群」では、他にもこんな対処法が「婚活疲れ」に有効だと紹介されています。

<必要以上に婚活疲れしないために>

・自分の何かを変えてみる
・婚活以外の活動をする
・一時的に婚活を中断する
・セルフカウンセリング(認知療法)をやってみる
・結婚を絶対と思わないようにする

なかでも「一旦、婚活を中断する」という対処法は効果的でしょう。「もう誰とも会いたくない」と思うほどネガティブな状態になってしまっているなら、無理をしないで婚活を一度止める方が賢明です。

そして、結婚を「絶対」と思わないことも大事です。結婚を人生最大の目標と考えて、「絶対に結婚しなければダメ」と思い詰めるのを止めることです。

婚活を一時的に中断して、婚活以外の活動を始めてみる。婚活に注ぎ込んでいた全パワーを「自分磨き」に使えば、あらためて婚活を再開したときに、協力な武器になるかもしれません。

料理を覚える、自分に似合うメイクやヘアスタイルを研究する、好きな趣味やスポーツにとことん打ち込む‥。私生活が充実して、自分に価値を見いだせるようになれば、肩の力も抜け、新たな気持で婚活を再開できるはずです。

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