愛されたい症候群の対処法!タイプ別や辛さの克服を知ろう

愛されたい症候群の対処法!タイプ別や辛さの克服を知ろう

結婚相談所への入会後に役に立つ情報

恋愛をしている中で、相手から「もっと一緒にいたい」と言われることがあります。また、自分自身でも相手からより愛されたいと感じることもあるでしょう。

このような症状のことを、愛されたい症候群と呼ぶことがあります。愛されたい症候群は、深刻なケースでは相手を束縛したり振り回したりしてしまうこともあります。

そのような状態が辛く、愛されたい症候群を解消したい場合は、どのように克服すれば良いのでしょうか。

愛されたい症候群とは

愛されたい症候群とは、恋愛だけでなく家族との関係性などでも相手から愛されたいという気持ちが強すぎる状態のことを指します。正式な病名ではないものの、愛されたい症候群は比較的一般的に使用されているものでしょう。

人間が生きていくことは、自分ひとりでは難しいものであり、誰かに頼ったり一緒に協力したりして生活していく必要があります。

そのなかで、誰もが人から愛されたいと考えるものですが、必ずしも相手から愛してもらえるとは限りません。

また、相手から愛されていたとしても、より強く愛されたいと考えてしまう場合があります。その気持ちがより強く表れてしまうと、愛されたい症候群となってしまうのです。

愛されたい症候群になると、相手に対して愛することを要求する行動を取りがちであり、それが相手が疲れる原因となります。

特に、常に一緒にいないと愛されていないといったように考えてしまうと、相手を束縛してしまうケースが多いでしょう。

これにより、自然と自分の周りから人が離れていくことになります。人が離れていくと、なぜ愛してもらえないのかと感じてしまい、さらに愛されたい症候群が強くなる傾向があります。

そうなってしまうと、さらに人が離れていくという悪い循環が生まれがちです。以上のように、愛されたい症候群によって人間関係が悪化し、周囲に誰もいなくなる可能性もあるでしょう。

愛されたい症候群になってしまう特徴と原因

愛されたい症候群は、元来の性格以外でも特定の原因により陥るケースが多いです。愛されたい症候群になってしまう特徴や原因として、以下が挙げられます。

  • 孤独感が強い
  • 無性に寂しく感じてしまう
  • 自分に自信が持てない
  • 傷つくことを恐れている
  • 恋人に依存しすぎている
  • 承認欲求が強すぎる
  • 過去の経験がトラウマとなっている

各特徴や原因について、詳しく解説します。

孤独感が強い

人間は、自然と相手から愛されたいと感じているものです。しかし、自分が人を愛しているのに相手から愛されていないと感じてしまうと、孤独感が生まれるものです。

また、自分ひとりで全てを解決できる人や、弱音が吐けない状況の人の方がより強く罪悪感を感じる傾向にあります。

孤独感が強くなると、さらに愛されたいと感じてしまうようになり、愛されたい症候群が悪化しがちです。

無性に寂しく感じてしまう

周囲の人とのつながりが薄くなると、無性に寂しく感じてしまうことがあります。また、恋人がいたり自分が多くの人に囲まれている状態であっても、自分を理解してもらえない状況では寂しく感じるものです。

そのような状況が続くと、より相手から愛されたいという意識が強くなり愛されたい症候群となってしまいます。

自分に自信が持てない

自分に自信が持てない人の場合、愛されたい症候群に陥りがちです。自分に自信がない人は、客観的に自分自身を評価できずに相手からの評価ばかりが気になる傾向があります。

相手から素っ気ない態度をとられてしまうと、それに強く不安を覚えてしまい不用意に落ち込んだり情緒不安定になったりして、愛されたい症候群となってしまいます。

傷つくことを恐れている

愛されたい症候群となる原因として、傷つくことを恐れているケースも多いです。性格上、誘っても断られてしまうと考えてしまう場合があります。

また、相手から要求されたことに反対すると、相手から嫌われてしまうと考え、無理をして全て受け入れてしまうケースがあります。最初から傷ついてしまう行動を避けていると、本当は愛されたいという気持ちが強くなり、愛されたい症候群に陥ってしまうのです。

 恋人に依存しすぎている

恋人に常に依存しすぎていると、愛されたい症候群となる可能性があります。依存が強すぎると、何をするにも恋人の顔色をうかがわないと行動できなくなります。

また、相手からの気持ちが常に感じられないと不安になってしまうのです。恋人がいないと自分が生きていけないといったように依存してしまうと、相手からの愛をより感じたいと考えるようになり、愛されたい症候群がより強くなってしまいます。

承認欲求が強すぎる

承認欲求が強い人の場合、愛されたい症候群に陥りがちです。承認欲求とは、アメリカの心理学者であるマズロー氏が体系化した、基本的欲求の1つです。

承認欲求自体は、人間であれば誰もが持ち合わせているものの、人によってその強さが異なります。承認欲求が強い人の特徴として、SNSで投稿した内容に対して、リアクションを要求するなどの傾向が見られます。

幼少期の生育歴により承認欲求の強さが変化すると言われていますが、同時に愛されたいという欲求も強くなり、愛されたい症候群となってしまうのです。

過去の経験がトラウマとなっている

過去に浮気されたり一方的に別れを告げられたりなど、トラウマになるような経験がある人は、今度こそは相手から愛されたいと強く感じるものです。次の恋愛が始まったとしても、過去の経験がフラッシュバックしてしまい、より相手に愛することを要求するなど愛されたい症候群の症状が見られる場合もあります。

愛されたい症候群の対処法7選

愛されたい症候群の兆候が見られる場合でも、克服することは可能です。主に、以下の対処法により克服できるケースが多いでしょう。

  1. 自分から愛情を与えてみる
  2. 自己肯定感を高める
  3. お互いの時間を大切にする
  4. 相手からの見返りを要求しすぎないようにする
  5. 1人でも楽しめるものを見つける
  6. いつもポジティブでいることを心がける
  7. 結婚相談所に入会してみる

各対処法について、詳しく解説します。

自分から愛情を与えてみる

自分だけが一方的に愛することを要求するだけでは、相手から愛されない場合が多いでしょう。そこで、自分から積極的に愛情を与えてみることをおすすめします。

誰かのためになるような行動を取れば、自然と相手からの信頼を受けて愛されるようになるでしょう。また、小さなことでも「ありがとう」などの感謝の言葉を伝えると、相手からの好感を得られて愛されるようになります。

自己肯定感を高める

愛されたい症候群は、自己肯定感が低く相手に依存する人が陥りがちです。そこで、自己肯定感を高めるような対処をすると克服できる場合があります。

自己肯定感を高めるためには、まずは自分自身を正しく理解することが重要です。その上で、成功体験を思い出すなどの方法があります。

また、好き嫌いを意識して、やりたいことを好きなようにやってみるのも良いでしょう。

お互いの時間を大切にする

恋愛に依存しすぎていると、相手から愛されたいと強く感じてしまいがちです。そこで、お互いの時間を大切にすると、恋愛への依存から脱却できるかもしれません。

趣味に没頭するなど、お互いの時間を大切にすることで自分の時間も楽しめるようになります。この時間に自分磨きをすれば、より相手に魅力を感じてもらえるようにもなれるでしょう。

相手からの見返りを要求しすぎないようにする

愛されたい症候群になると、相手に過剰な要求ばかりしがちです。

例えば、相手に対して「なぜ自分のことにもっと時間を割いてくれないの」と思っているとします。

その思いを相手に伝えたとしても、相手としては一方的な要求であると感じてしまいがちです。そこで、必ず自分が同じような対応をしているのかを客観的に分析してください。

相手を責める前に、自分に対して相手に言いたいことを投げかけると、相手に対して過剰な要求をする前に自分が愛されるような行動を取れるようになるでしょう。

1人でも楽しめるものを見つける

愛されたい症候群では、孤独を強く感じてしまうことで陥る傾向にあります。そういった場合は、1人でも楽しめるものを見つけることも重要です。

没頭できる趣味を見つけたり、興味があるドラマや映画などを見たりするだけでも、気が紛れて孤独感を解消できるでしょう。

これにより、心が満たされて相手に対して過剰な要求をしなくなります。

いつもポジティブでいることを心がける

愛されたい症候群になると、どうしてもネガティブな方向ばかりに物事を考えがちです。そのような傾向がある人は、なるべくポジティブでいることを考えて行動しましょう。

日常生活で、足りないことばかりを考えるのではなく、あることを考えるのがおすすめです。具体的には、休みがあと1日しかないと考えるのではなく、あと1日あると考えると、前向きに行動できるようになるでしょう。

結婚相談所に入会してみる

愛されたい症候群の人は、結婚相談所に入会してみるのも良いでしょう。結婚相談所では、カウンセラーがきめ細かにサポートします。

カウンセラーは、利用者の悩みに対しても相談に乗ってもらえるので、愛されたい症候群の人にも的確なアドバイスをしてくれるのです。プロからの的確なアドバイスを得られると、自然と愛されたい症候群を克服できる行動を取れるようになるでしょう。

愛されたい症候群についてまとめ

愛されたい症候群は、自分だけでなく周囲に対して悪影響を及ぼす可能性があるかもしれません。場合によっては、交際相手から敬遠されて別れてしまう原因ともなるため注意が必要です。

愛されたい症候群は、自分自身が相手をより愛するような行動を取るなどにより、克服することができます。本記事で紹介した内容を参考にして、愛されたい症候群に陥っても失敗しないようにしましょう。

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